ER-4SとRMCE-BT2でBluetoothする

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Bluetoothイヤホン

イヤホンはワイヤレスの時代です。それはオーディオオタクも例外ではありません。ポータブルアンプを持ち歩いたり、ケーブルのタッチノイズを気にしたりする時代は終わりました。

普通の人はAirPods Proを買えばあらゆる悩みから解放されますが、オーディオオタクはもっと複雑です。大事に使ってきた旧時代の高級イヤホンやカスタムIEMを活用したいはずです。そこで役立つのがMMCX接続に対応したBluetoothレシーバーです。交換ケーブルの感覚でイヤホンをBluetooth対応にできます。


私が愛用しているER-4SにShureのRMCE-BT2を組み合わせたところ、満足できる音質が得られたので簡単にレポートします。

ER-4S用 2ピン→MMCXアダプタ

ER-4Sは2005年から2016年まで販売されたEtymotic Research社のロングセラーです。15年前の製品なので設計が古く、本体とケーブルとの接続がMMCXではなく2ピンです。一般的なBluetoothレシーバー(というかイヤホンケーブル全般)はMMCXなので、ER-4Sの2ピンをMMCXに変換する必要があります。

しかし、1つ問題があります。ER-4Sオーナーはご存知だと思いますが、ER-4Sのケーブルには100ohmの抵抗が入っています(これを22ohmにするとER-4Pに変身します)。Bluetoothレシーバーを含め、普通のケーブルは抵抗を入れません。そこにER-4Sをそのまま接続すると音が変わってしまいます。これを防ぐためには、端子をMMCXに変換するだけではダメで、抵抗を挟む必要があります。

AmazonでSmart-Sound (株式会社ヤパン)がちょうど良いものを販売しています。


https://www.amazon.co.jp/dp/B0799BPJTQ

手作り感満載の抵抗入りアダプタです。7900円と少し高めですが、自作したらそれどころじゃないのでお買い得です。え?新しいイヤホンを買え…だと?😠

これをER-4Sに接続します。これで任意のMMCXケーブルが使えるようになりました。


ER-4SをRMCE-BT2に接続

Shureはライブやレコーディングで使われるマイクで超有名な会社です。SE535など良いイヤホンも出しています。

そのBluetoothレシーバーなので、ハズレであるはずがありません。(※中華メーカーの安い物をいくつか壊した後の感想です😇)

インタビュー記事を読むと音に力を入れていることがわかります。重さを増やしてでも音質を優先する姿勢は★5です。
Shureの新Bluetoothケーブル「RMCE-BT2」、“ワイヤード並みの音質” はこうして生まれた


かっこいいですね!

購入時約12000円。安い。 https://www.amazon.co.jp/dp/B07HYMWSGY

RMCE-BT2 レビュー

簡単にレビューしておきます。

  • 同じQualcomm CSR8675チップを採用しているJPRiDE R1(最初の画像)と比べて低音と高音がちゃんと出ている(転送方式とDACは同じなのでたぶんアンプによる差)。
  • 音量を最大まで上げても音割れが発生しない。ER-4Sは高インピーダンスなのでこれはかなり重要。JPRiDE R1はiPhoneの音量10前後で音割れが発生して実用性がアレ(これもアンプによる差)
  • 大体のDAPと同じで、高インピーダンスのER-4Sを接続すると音量が小さめ。私の場合はiPhoneの音量6から14あたりで使っている。音量が小さくてもちゃんと鳴るし、大きくしても音割れしないので、たぶん音は良い。電池の持ちは気持ち短めかも。
  • ER-4S+アダプタの形だとShure掛けはできない。レシーバー本体(?)がクリップになっていて、服に装着できる。装着するとタッチノイズは気にならないので、Shure掛けできなくても今のところ実用上問題ない。
  • 満員電車ではまだ試していないので気になる。JPRiDE R1ではよく途切れたので、あまり期待していない…。

うどん

余談ですが、Shureはフルワイヤレス(AirPodsみたいなうどんタイプ)も出しています。AONIC 215
これのレシーバーだけ版も発売するようですが、ER-4S+アダプタはShure掛けができないので使いづらい気がします。うどんタイプは理想的なのですが…。

Shureに改宗?🤔